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2024年5月6日
坂村真民記念館の玄関前にある「念ずれば花ひらく」詩碑に、近所のすずめの親子がやってきました。ユーチューブでご覧ください。
https://youtu.be/SeR1vyRAaqE?si=jjx4LnM-ur3v2jb_
2024年5月3日
ゴールデンウイークの後半に入りましたが、記念館は静かです。皆さんのご来館を心よりお待ちしております。
砥部の町は、この季節は、みかんの花の香でいっぱいです。
記念館の「念ずれば花ひらく」の詩碑には、鳥好きの真民のために、近所のすずめがやってくるように、お米をまいて待っています。
2024年4月20日
記念館の中庭の「朴の花」が、今年も純白の花を咲かせました。大きなつぼみもありますので、もうすぐ次の花が咲くでしょう。どうぞ、真民が一番好きだった「朴の花」を見に来てください。
2024年2月11日
正月の能登半島地震で被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
また、ご家族を地震により亡くされた方には、心から哀悼の意を表します。
皆様にとっては、春はまだまだ遠い先のことでしょうが、春は必ず来るのです。
記念館の白梅が花を咲かせ始めました。
砥部町七折の「梅まつり」も2月17日(土)から開催されます。
3月2日(土)から新しい特別展が始まります。
どうぞ、お誘いあわせでお出かけください
2024年1月18日
坂村真民の生き方の中心にあるのは、「悲しみに暮れる人と共に、その悲しみを共有し、一緒に手を取って歩む」ことです。
29年目を迎えた阪神淡路大震災の、神戸市の追悼集会の会場には「ともに」という言葉が、灯ろうによって書かれていました。
この愛媛の地から、被災者の方々に心を寄せて、坂村真民の「共に」という詩を今日から記念館正面玄関に展示しております。
どうぞご来館のうえご観覧ください。
2024年1月7日
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
年末に見た映画「PERFECT DAYS」についての感想を一つ。
日常のルーチンワークを、完璧(Perfect)にこなし、毎日を生きている人間が主人公の、そこへ至る人生の過程が、断片的に描かれて、でも、今の人生を肯定的に、「Perfect」に生きる姿に、私たちに向かって、人間の生き方を考えさせてくれる映画だ。
ある意味で、「禅の世界」に通ずる生き方を描いている映画だと思う。
「厳しい戒律の下で、あるがままに生きる」という生き方は、
欧米の人々の感覚からは、理解できないのではないだろうか。
そういう意味で、この映画は、主演男優賞を取ったが、作品賞は取れなかったのではないだろうかと思った。
しかし、キリスト教関連の団体から、人間の内面を豊かに描いた作品に贈られるエキュメニカル審査員賞を受賞しているので、宗教的な精神という点では、欧米の人々にもビム・ベンダース監督の意図は届いているのかもしれない。
そうは言っても、私的には、令和5年の映画の中では、一番しっくりくる映画だったと思う。
そして、気に入ったのが、映画のテーマソングともなっているLoo Reedが歌う「PerfectDay」。
なんとなく意味深な歌で、ちょっと考えさせられる歌ですね。
ユーチューブで本人出演の映像と歌が聴けます。
https://www.youtube.com/watch?v=QYEC4TZsy-Y
そもそもこの映画は、「THE TOKYO TOILET」という東京渋谷の公共トイレを世界的な建築家やクリエイターが回収するというプロジェクト活動をPRするために企画された映画なのだから、
あくまで「トイレ」が主人公であり、役者はその脇役なのであり、完璧なストーリーは要らないのかもしれない。
「今度は今度! 今は今!」という言葉が、今を生きる主人公の口癖として出てくるが、「今日一日を、Perfect Day」として生きる主人公の生き方を良く表していると思う。
「木漏れ日」の心地よさ、ギラギラの日が当たる世界より、木漏れ日の世界を愛する主人公の生き方に、好感を持ってしまう。
パーフェクトな毎日の生活に、ちょっとした出来事が起こり、日常の生活を狂わすが、主人公も、実は、その完璧さを狂わす出来事に、人間としての喜び、悲しみを感じて、生きているし、それを喜び、悲しみ、感じている自分が嬉しいのだ。
ゆったりとした時間の中で、この映画を思い出しながら、正月を過ごそうと思っていたら、能登半島地震に、羽田空港での衝突事故と、現実の世界に有無を言わさず戻されてしまった。
2023年12月6日
来年の1月2日(火)12時から13時まで、FM愛媛で新春特別番組「真民さんのねがい(願い)」が放送されます。
是非、お正月のゆったりした時間の中で、ラジオを聴いてみませんか。
お知り合いの方にも、お薦めください。
2023年10月20日
砥部町にある、愛媛県立医療技術大学の図書館で、10月21日(土)から12月20日(水)まで、「坂村真民の生き方と詩の魅力」展が開催されます。
砥部に住み、砥部を愛した坂村真民の詩を、地元の大学生に是非読んでもらいたいと思い、大学と共催する企画展です。展示作品はパネルが中心ですが、若者たちへの真民の想いが込められた詩を中心に展示しています。どうぞ、ご覧になってください。
2023年9月21日
2023年7月31日
8月になりました。暑い日が続く中で、広島、長崎に思いを寄せ、戦争について考える月です。
坂村真民は昭和27年10月、広島を訪れ、まだ原爆の爪痕が残っている爆心地や広島の街、そこで生きている人々の様子を見聞きし、強烈な印象を受けて愛媛に帰り、「広島」、「原爆」、「世界平和」に関する詩を多数作りました。
そして、それらを集めて、昭和29年3月に自費出版詩集「観音草」を発行しました。その代表的な詩が、「せいさんだからといって」と「白いものはみんな骨に見える」の詩です。
坂村真民記念館では、毎年8月に、広島、長崎に思いを寄せ、戦争について考える月として、「原爆詩」の展示を行っています。
夏休み企画展「あとから来る者のために~真民さんから若い人たちへのメッセージ~」も好評開催中です。どうぞお誘いあわせのうえ、お越しください。
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