企画展「真民さんのねがい(願い)~すべての人が平和で幸せに暮らせますように~」のお知らせ
会期 令和5年10月7日(土)~令和6年2月25日(日)
坂村真民の詩には、「ねがい・願い」と題する詩が87篇あります。
地球の平和を願う「大きな願い」から、3人の娘たちの成長を願う「ねがい・願い」の詩や、どうすればよい詩が書けるか、そのために「どう生きればいいのか」を摸索する毎日の生活の中で、それらの実現に向けての「ねがい・願い」の詩もあります。
今回の企画展では、このような「ねがい・願い」の詩を、1-「家族の幸せと成長をねがう(願う)詩」、2-「人々の幸せと平和な世界をねがう(願う)詩」、3-「弱き人々の心の支えとなる詩を書きたいと願い、そのためにどう生きればいいのかをねがう詩」、4-「仏、神、大いなる人へのねがい(願い)の詩」という4つのジャンルに分類し、
その代表的な詩を展示することとしました。
「ねがい・願い」という詩を通して、坂村真民という詩人の考え方、
生き方が分かってくる展示構成になっています。
「人間としてどう生きるか」を常に自分自身に厳しく問いかけ、その答えとして詩を書き、少しでもいい詩を書き続けることを願って生きてきた坂村真民の詩には、家族を思う優しさと、弱き人々への思いやり、生きとし生けるものへの限りない愛情、そして世界の平和を願う強い意志が表現されています。
ウクライナの人々に安心と平和な生活が戻ることを願い、地球上のすべての人々が平和で安心して暮らせることを願い、平和な日本で暮らす私たちに出来ることは何があるのか、人間としてどう生きていけばいいのか、この企画展がそういうことを考えるきっかけとなればと思っています。
夏休み企画展
「あとから来る者のために~真民さんから若い人たちへのメッセージ~」
(開催期間) 2023年7月8日(土)~2023年10月1日(日)
(開催趣旨)
坂村真民が若い人たちにいつも言っていた(一番伝えたかった)ことは、「どんな小さい花でもいい、自分の花を咲かせよう」ということでした。誰かの真似をするのではなく、自分で苦労して考え、自分独自の花を咲かせてほしいと願っていました。
坂村真民の生き方は、「人間としてどう生きるか」を常に自分自身に厳しく問いかけ、その答えとして詩を書き、少しでもいい詩を書き続けることでした。
人生の先輩として、苦しい事、つらい事、悲しい事をいっぱい経験してきた真民の詩は、若い人たちがその体験を共有することによって、「一つの道しるべ」としての役割を果たしていると思います。
坂村真民の詩は、生きる希望と勇気を与えてくれる詩、命の大切さを考え生きることは尊いことだと思える詩、友を思い、家族を大切にしようと思う詩がたくさんあります。
今回の展示作品は、こうした真民詩の中から、若い人たちに是非読んでもらいたい詩を中心にして展示しています。
記念館に来て、これから生きてゆくときに、困難を乗り越え、生きる希望を得るための「心の支えとなる詩」を見つけて帰ってください。
(展示概要)
第1展示室と中部屋では、これまで来館された若い人たちが「私の好きな真民詩」として挙げている詩を中心にして、代表的な真民詩を展示しています。
第2展示室では、「館長が若い人たちにお薦めする真民詩」を、小学生、中学生、高校生にそれぞれ向けて選び18点展示しています。
特別展「一遍さんと真民さん」のお知らせ
(開催期間)令和5年3月4日(土)~令和5年7月2日(日)
(開催趣旨)
坂村真民記念館では、3月4日(土)から7月2日(日)までの会期で「一遍さんと真民さん展」を開催することとしました。
坂村真民の生涯を貫く「生き方」は、「一遍上人の生き方」を求め続けた「生き方」であったと言えます。
真民は、親しみを込めて「一遍さん」と呼び、庶民の中に生き続けた「一遍さん」を慕いつづけて、生涯を生き抜きました。
今回の特別展では、坂村真民の生き方とそこから生まれた詩に、一遍さんの「生き方とその思想」がどのように影響を与えたのかを知るために、一遍さんの「人間としての生き方」を分り易く多面的に解説し、一遍さんとはどんな人であったのか、なぜ、坂村真民が一遍さんの後を継ぐことを決心し、その生き方を「真民流の生き方」として貫いたのかを皆さんに知っていただきたいという思いで構成しています。
コロナ禍が収まらないこの日本において、私たちがこれから「どう生きてゆくか」を考える時に、一遍さんの「生き方とその思想」は、多くの人々の生き方に影響を与え、共感を生みだすものであると思います。
また、愛媛で生まれ、愛媛で修行を重ね、全国を遊行して回られた一遍さんは、全国的な知名度に比べて、愛媛ではあまり知られていないのが現状です。
そのためにも、もっともっと地元愛媛から、「一遍さん」の素晴らしさを発信してゆく必要があると思います。
そして、多くの皆様が記念館にお出でくださり、坂村真民の詩を通して、坂村真民の生き方とそれに影響を与えた一遍さんの生き方を実感していただければ幸いです。
坂村真民の詩の中で一番多いのは、家族を詠った詩です。貧しい生活の中で一生懸命に生きようとする家族の、切なく哀しい中にも、喜びと愛情あふれる日常の生活を詠った詩がたくさんあります。
今回の企画展では、三瓶、吉田、宇和島時代の真民と家族の物語にスポットを当てて、幼い3人の娘の成長を願い、その子供達が一瞬見せる純粋な姿、何気ない言葉を詩人の感性で受け止め、それを詩に書きとめた「家族の詩(うた)」を展示しています。
また、当時の写真やゆかりの品物、真民が書き残した「思索ノート」から、詩としては表現されていない「真民の心の奥にある妻や子供達への愛情あふれる言葉」を取り出して、パネルにまとめて分かりやすく展示し、「家族の物語」を再現しています。
さらに、真民の妻であり3人の子の母である坂村久代にも焦点を当てて、真民が真民らしく生き、「真民流の生き方」を貫くことができたのも、3人の子が素直で明るく優しい娘に育つことができたのも、この「妻・母」のおかげであることを詳しく解説しています。
コロナ禍の中で、人間の幸せについて考えるときに、「本当の家族の幸せとは何か」を教えてくれる「真民詩」に出会う展示となっています。
どうぞ、「懐かしい故郷の家」と思って、記念館に帰って来てくださ。家族の優しい愛情を感じながら、しばし心安らぐひと時をお過ごしいただけると思います。
10周年記念特別展「砥部の砥石で己を磨け~97年の生涯を生き切った坂村真民の生き方~」
(開催期間)令和4年3月5日(土)~令和4年8月28日(日)
(開催趣旨)
東日本大震災からちょうど1年目の、2012(平成24)年3月11日にオープンした坂村真民記念館は、今年で10年目を迎えました。
今回の10周年記念特別展では、これまでの展示の集大成として、坂村真民の生き方と、そこから生まれた「真民詩」の魅力のすべてを、皆さんに見てもらう構成にしています。そのため、第1展示室では、これまでの10年間に来館された方々のアンケートを集計して、「私の好きな真民詩ベスト15」を選出し、その詩を展示しています。
また、第2展示室では、真民が終の棲家を定めた砥部町の皆さんへのお礼と感謝をこめて、「砥部の砥石で己を磨け~97年の生涯を生き切った坂村真民の生き方~」というテーマの下で、58歳から砥部に住み、97歳まで休むことなく人間としての生き方を磨き続けた坂村真民の生き方と、自分を戒め励ましながら書き続けた真民詩の代表的な作品を展示しています。
このコロナ禍において、人々の生活は大きく変化し、人間としての生き方にも大きな影響を与えています。そういう時代だからこそ、どのような時代においても変わらぬ「人間としての生き方」を求め続けた坂村真民の生き方と、そこから生まれた「真民詩」は、私たちに「生きる道しるべ」を示してくれていると思います。
どうぞ、坂村真民の「97年の想いが込められた真民詩」をゆっくりと鑑賞していただき、これからの人生においてそれぞれの方が、それぞれの人生を考えるヒントにして、生きていって欲しいと願っております。
企画展「かなしみをあたためあってあるいてゆこう~悲しみ、苦しむ人々と共に歩む坂村真民の生き方~」
(開催期間)令和3年10月1日(金)~令和4年2月27日(日)
(開催趣旨)
「かなしみをあたためあってあるいてゆこう」というのは、自分のかなしみ(悲しみ、哀しみ)を「あたためる」、つまり大切に育み、成長させていくということです。
また、自分だけではなく、『かなしみに暮れている人(友、同僚、愛する人等)』の『かなしみ』を自分のかなしみとして感じて、一緒にかなしむ、という意味が含まれています。
『かなしみに暮れている人』へ、ただ優しい言葉をかけ、慰めるのではなく、「一緒にかなしみ」、手を取り合って一緒に生きてゆくことを願っているのです。
この考え方こそ、坂村真民の生き方の根底にある生き方なのです。
今回の企画展は、この「坂村真民の生き方」の根底にある、「かなしみをあたためあってあるいてゆく」という真民の想いと真民詩の根底に流れる「悲しみ、苦しみながら生きている人へのエール」を共有し、皆さんと共に「これからの時代の生き方」を考える場として構成しました。
また、今回の展示では、真民と交流のあった北濱普門さんの「仏画」を縁のある方から寄贈していただきましたので、「かなしみの中に、心安らげる仏画」と真民詩とのコラボ展としても見ていただけるように展示しています。
どうぞ、真民の「かなしみの詩」と「心安らぐ仏画」をゆっくりと鑑賞していただき、これからの人生においてそれぞれの方が、「かなしみをあたためあってあるいてゆく」生き方を自分なりに考えて、生きていって欲しいと願っております。
開館9周年記念特別展「海野阿育と坂村真民の世界~版画かれんだあに描かれた真民詩~」
(開催期間)令和3年2月20日(土)~令和3年8月29日(日)
(開催趣旨)
開館9周年記念特別展は、これまでと少し雰囲気が変わり、真民詩と版画家とのコラボです。
平成3年から、坂村真民の詩を「版画かれんだあ」に描き、独自の絵の世界を表現してきた海野阿育さんの「版画かれんだあ」の原画を一堂に集め、展示することとなりました。
海野阿育さんと坂村真民との出会いは、昭和59年に鈴木出版から出された詩画集「自分の花を咲かせよう」の絵を担当されたことから始まり、その後も詩画集の絵を描いてくださり、真民との交流が続きました。
二人が実際に会ったのは、昭和59年の夏に、鈴木出版の編集者と共に、海野さんが砥部のタンポポ堂を訪ねたのが、最初で最後の「二人の出会い」でした。
今回の特別展では、「坂村真民の詩」をモチーフにして、独特な版画を描き「心のうたかれんだあ」という作品を作られてきた海野阿育さんの版画の中から17点の原画と、真民との最初のコラボ作品である「詩画集3部作の原画」や、真民から送られた手紙とはがきなどを展示して、二人の交流の様子についても取り上げています。
日本画を学び、各地の寺院の天井画や襖絵を描かれている海野阿育さんが、真民詩に触発されてその独自の感性で描かれた「詩画」は、見るものを不思議な世界に導いてくれます。どうぞ、版画に描かれた真民詩のメッセージをゆっくりとご鑑賞ください。
なお、海野先生の「記念講演会」は、延期しておりましたが、6月19日(土)に開催することとしました。
詳細は、今後の推移を勘案してこのHPでお知らせします。 その際、新型コロナウイルス感染症の拡大が見込まれる場合は、講演会は中止いたします。ご迷惑をおかけしますが、どうぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
(展示構成)
作 品 名 | 形態 | 作 品 名 | 形態 | |||
タンポポ魂(全文) | 額装 | 蝶(版画) | 額装 | |||
二度とない人生だから | 額装 | 淋しさの果てに(版画) | 額装 | |||
念ずれば花ひらく(全文) | 額装 | 会いたき人あれば(版画) | 額装 | |||
大事なこと(全文) | 額装 | ウンスン(版画) | 額装 | |||
桃咲く(版画) | 額装 | 遠い日(版画) | 額装 | |||
空の一角から(版画) | 額装 | 無心(版画) | 額装 | |||
帯と愛(版画) | 額装 | 人と生まれて(版画) | 屏風 | |||
(開催趣旨)
「坂村真民のまなざし」は、生きとし生けるものへのやさしさと愛情あふれるまなざしです。しかし、自分自身を見つめるまなざしは、いつも厳しいまなざしでした。
真民は73歳の時に、「まなざし」という言葉に出会い、78歳の時には「まなざし」という詩を書いています。
その後90歳の時に「千年のまなざし」という詩を書き、91歳になると、「宇宙のまなざし」という詩集を出版しその中で、「宇宙には対立もなく、差別もなく、すべて平等です。この心を一番持っているのが日本民族です。どうか、「宇宙のまなざし」を持つ人が一人でも多くなって、母なる星地球を平和で幸福な星とするよう、祈り願ってやみません。」と書いています。
今回の企画展では、「坂村真民のまなざし」について多角的に取り上げ、「千年のまなざし」から「宇宙のまなざし」に辿り着くまでの心の軌跡、真民が敬仰した人の「まなざし」はどんなものであったのか。「真民のまなざし」がいつも見ていた家族、生徒、生きとし生けるものたちは、どのように見つめられていたのか。そのことについて、真民詩の中から「坂村真民のまなざし」が分かる詩を中心に選び展示・解説しています。
どうぞ、真民の「まなざしの詩」をゆっくりと読んでいただき、「真民のまなざし」を受け止めて、真民からのメッセージを読み解いていただきたいと思います。
(展示構成)
作 品 名 | 形態 | 作 品 名 | 形態 |
タンポポ魂(全文) | 額装 | 幼き者へ(全文) | パネル |
二度とない人生だから | 額装 | 大きく光るもの(全文) | パネル |
念ずれば花ひらく(全文) | 額装 | 若者よ(全文) | パネル |
ねがい(一人のねがいを)(全文) | 額装 | わたしの詩(全文) | 額装 |
あじさいの花(全文) | 額装 | すべては光る(全文) | 額装 |
まなざし(78歳)(全文) | パネル | かなしみはいつも(全文) | 額装 |
千年のまなざし(全文) | パネル | あとから来る者のために | 屏風 |
万年のまなざし(全文) | パネル | 南無阿弥陀佛 | 屏風 |
宇宙のまなざし(全文) | パネル | 一遍上人語録 | 軸装 |
特別展「鎌倉・円覚寺黄梅院の掲示板の詩~横田南嶺老師と坂村真民の心の交流~」
(開催期間)令和2年2月22日(土)~8月23日(日)まで延長
(開催趣旨)
鎌倉にある臨済宗円覚寺派本山円覚寺は、鎌倉五山第二位の格式を誇り、日本の臨済禅に大きな影響を与えた無学祖元禅師の開山した寺です。そこの管長をされている横田南嶺老師は、高校生の時に坂村真民の詩に出会いファンとなり、大学卒業後出家修行僧としての長い時代を経て、円覚寺黄梅院の住職に就かれ、その入り口にある掲示板に毎月真民詩を揮毫し掲示されてきました。その後管長に就任された後も真民詩の掲示は続き今年の2月で通算251回となり、円覚寺のホームページにもアップされて、多くの人々に読まれています。
今回の企画展では、その掲示板の詩から14点を選ばせていただき、記念館で展示することになりました。それぞれの月に合わせて横田管長自ら選ばれた詩は、「禅の教えを分かりやすく詠んだ詩」や「人間としての生き方を詠った詩」が多く、これまで記念館で紹介したことのない詩がほとんどです。
また併せて、横田管長の真民詩に対する想いと横田管長の生き方をご紹介するとともに、真民の生き方とその詩に大きな影響を与えた「禅」について、真民はどのように考えていたのかを「思索ノート」の中の言葉と真民詩の中から繙いていきたいと考えてます。また、真民が書いた「禅語と仏の教え」を掛け軸にしたものを展示するとともに、真民が吉田の大乗寺で参禅をしていた頃の貴重な「教典」等も併せて展示しております。
さらに、第2展示室の作品の配置や長いすを増やすなど工夫して、皆様がゆっくり静かに「安らげる場」としておりますので、どうぞお誘いあわせのうえご来館ください。
(展示構成)
坂村真民の作品 |
作 品 名 | 形態 | 作 品 名 | 形態 | |||
わたしの詩(全文) | 額装 | 一華一佛 | 軸装 | ||||
大事なこと(全文) | 額装 | 円相 | 軸装 | ||||
時間をかけて(全文) | 額装 | 大宇宙大和楽 | 軸装 | ||||
念ずれば花ひらく(全文) | 額装 | 如来如来 | 軸装 | ||||
鳥は飛ばねばならぬ(全文) | 額装 | 氣海丹田 | 軸装 | ||||
身軽(全文) | パネル | 衆生無辺誓願度 | 軸装 | ||||
横田管長揮毫の作品 | 作 品 名 | 形態 | 作 品 名 | 形態 | |||
南無の祈り(2011年1月) | 額装 | 柔軟心(2014年1月) | 額装 | ||||
まごころ(2011年7月) | 額装 | 涼しさ(2015年5月) | 額装 | ||||
生きる(2011年12月) | 額装 | 深さ(2015年7月) | 額装 | ||||
坐忘(2012年9月) | 額装 | 信仰(2015年10月) | 額装 | ||||
母から学んだもの(2012年11月) | 額装 | 生き方(2017年5月) | 額装 | ||||
一心不乱(2013年7月) | 額装 | 四行詩より(2018年4月) | 額装 | ||||
天を仰いで(2013年10月) | 額装 | 深さ(2018年8月) | 額装 | ||||
10月26日(土)から、新しい企画展「若者たちに贈る真民詩~二度とない人生をどう生きるか~」が始まります。
企画展「若者たちに贈る真民詩~二度とない人生をどう生きるか~」
開催期間 2019年10月26日(土)~2020年2月16日(日)
(開催趣旨)
坂村真民の生き方は、「人間としてどう生きてゆくか」を常に自分自身に厳しく問いかけ、その答えとして詩を書き、少しでもいい詩を書き続けることでした。人生の先輩として、苦しい事、つらい事、悲しい事をいっぱい経験してきた真民の詩は、若い人たちがその体験を共有することによって、「一つの道しるべ」としての役割を果たしているとともに、真民も若い人たちが、いろんな経験をし、失敗も重ね、時間をかけて成長してゆくことを心から願っていました。
私たちは、長い年月の中で失敗と挫折を繰り返しながら、「どう生きていくのか」を自分で考え自分の答えを見つけて生きてゆかなければなりません。
坂村真民の詩は、生きる希望と勇気を与えてくれる詩、命の大切さを考え生きることは尊いことだと思えるような詩、家族のありがたさ、家族を大切にしようと思う詩がたくさんあります。
今回の展示は、こうした真民詩の中から、小学生、中学生、高校生の皆さんに、読んでもらいたい詩を全館で展示しています。是非自分が好きな詩を見つけて、自分がこれから生きてゆくときに、参考になる詩を見つけもらいたいと思っています。
(展示概要)
第1展示室と中部屋では、これまで来館された若い方々からアンケート集計した「私の好きな真民詩」のベスト10と小学生、中学生、高校生がそれぞれ好きな真民詩を展示しています。前回の来館者全体のベスト10の作品とほぼ重なるものがあるのですが、代表的な真民詩がほぼ網羅された展示となっています。
第2展示室では、「館長が若い人たちにお薦めする真民詩」を、15点展示しています。どうぞ、多くの方々のご来館を心からお待ちしております。
(展示構成) 数字はベスト10の順位
第1展示室 | 展示作品 | 展示作品 | |
1―念ずれば花ひらく(全文) | 6―こつこつ(全文) | ||
2―本気(全文) | 7―両手の世界(全文) | ||
3―タンポポ魂(全文) | 8―わたしの詩(全文) | ||
4―二度とない人生だから(全文) | 9―しんみん五訓(全文) | ||
5―すべては光る(全文) | 10―存在 | ||
第2展示室 | 展示作品 | 展示作品 | |
若者よ(全文) | 一年草のように(全文) | ||
若い人に (全文) | 幸せの帽子(全文) | ||
うた(全文) | つみかさね(全文) | ||
つねに前進(全文) | せい一ぱい(全文) | ||
たんぽぽのうた(全文) | おむすび(全文) |