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坂村真民記念館 ~人はどう生きるべきか~癒しの詩人 坂村真民の世界

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館長ブログ

今年は大変な年でしたね。

2020年12月26日

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雪の石鎚連峰

坂村真民記念館は、今年は28日から

年末年始休館に入ります。

来年は、1月2日から通常どおり開館します。

今年は、コロナに始まり、コロナに振り回された一年でした。

記念館も、4月15日から5月11日までは臨時休館となり、全国のファンの皆様には大変ご迷惑をおかけしました。

その後も、コロナの影響で、皆さんが外出を自粛されていることもあり、来館者は昨年比でほぼ半数に落ち込んでいます。

そういう中でも、私たちは、いつもと同じ状態で皆様をお迎えするため、来年度は年3回の特別展・企画展を開催することを決め、「生きてゆくための力と希望を見つけることが出来る展示」、「いつも何か新しい発見が出来る展示」を目指して、努力しています。

どうぞ、来年も、コロナはすぐには収まりそうもありませんが、お互いがお互いを気遣い、少し我慢するところは我慢して、坂村真民の詩に生きる力をもらって、生きていきましょう。

そして、少し余裕ができたら、記念館に来てください。

いつでも、心から皆さんのご来館をお待ちしております。

今年の紅葉

2020年12月5日

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コロナの時代ではありますが、ひそやかに今年の紅葉を撮りに行ってきました。

紅 葉 (真民77歳の詩)

紅葉して

散ってゆく木木の

喜びのうたを

聞きにゆく

水澄み

石光り

心躍る


菊の花の季節となりました

2020年11月2日

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今年も、宗友福祉会の丹生谷さんが丹精込めて作られた菊の花が届き、豪華な「赤、白、黄色の3本立て9鉢花壇」が玄関に飾られました。ロビーにも、立派な「菊の花」が並んでいます。
「坂村真民のまなざし~坂村真民がみつめていたもの~」展も好評開催中です。中庭の朴の木は今年の役目を終えて、落ち葉色になり落ちていってます。

どうぞ、菊の香りと真民の心のこもった「詩墨作品」を一緒に体感できる、貴重な期間です。お誘いあわせのうえ、おいでください、お待ちしております。

窪野の彼岸花が咲いています

2020年9月26日

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先日の台風のあと,砥部の地もやっと秋らしい風が吹き、朝晩は寒いくらいになりました。

一遍上人修行の地である「窪野の彼岸花」が今年も見事な花を咲かせています。先日写真を撮ってきました。今月いっぱいは見頃ですので、どうぞ見に行ってください。そして、帰りに、記念館にもお立ち寄り下さい。

あたらしい企画展が始まります

2020年8月18日

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今回の新型コロナウイルス感染症への対応の中で、私たちはコロナウイルスと共生し、「新しい生活様式」を実践していくことが求められ、これからの「人間の生き方」についても見直しの議論が深められていくと思います。

しかしそういう時代にあっても、変わらない「人間の生き方」というものがあると思います。時代に左右されない「人間の生き方の根底にあるもの」を、しっかりと受け継ぎ次の世代にも伝えていかなければなりません。

今回の企画展は、「坂村真民のまなざし」という視点から、坂村真民の生き方と真民詩の中に見られる「人間の生き方の根底にあるもの」を見つけ、皆さんと共に「これからの時代の生き方」を考える場として構成しました。

どうぞ、まだまだ暑い砥部町ですが、冷房の効いた記念館へおいで下さい。

砥部のシンボル「障子山」です。

浄瑠璃寺の蓮の花が咲いています

2020年7月17日

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四国八十八ヶ所46番札所.浄瑠璃寺の蓮の花が咲いていると聞いて、写真を撮ってきました。記念館から15分くらいで行けます。8月上旬ころまでは見頃です。どうぞ記念館に来られた時は、ちょっと寄り道してみませんか。

雨の季節です

2020年6月25日

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梅雨の季節になりました。雨はうっとうしくて、嫌なものですが、田畑を潤し、物思いにふける時間を作ってくれ、会いたき人を待つ場面を作ってくれるのかもしれません。

真民の「雨の詩」を載せます。

あめ(73歳)

一白水星生まれのわたしは

あめということばが好き

弱った草木に雨がふる

泣いてる子どもに飴をやる

日本のことばの

なんというやさしさよ

おもしろさよ

長い間雨がなく

大地もからからだったが

きのうの午後から降り出した雨

夜通し鳴く蛙たち

田んぼに水がはいり

梅が熟れてゆく雨の季節

あじさいの花が

はるかな人を呼ぶ

雨の音(64歳)

やわらかい

雨の音だ

会いたい人に

会いたい

夜明けの

雨の音だ

姫うつぎ(70歳)

 姫うつぎの花を活け

訪ねてくる人を待つ

青葉に降る

小さい雨

※ トップページの右の欄に、「季節の詩」コーナーがあります。今月は「あじさいの花」を載せてます。

「必然」

2020年5月29日

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5月27日より、真民記念館の入り口正面に展示している真民詩「必然」です。

円覚寺の横田南嶺管長に、特にお願いして書いていただいたものです。

緊急事態宣言は、とりあえず解除されましたが、多くの人は、コロナウイルス感染症に対する、不安を抱えながら、毎日の生活に追われているのが、実情ではないかと思います。

そういう時に、この「必然」という詩を読むと、少し心が落ち着き、もう少し頑張ってみようかなと、思う気持ちが湧いてきます。

坂村真民は、60歳過ぎから96歳まで、毎朝近くの重信川の河原で、石鎚連峰から昇ってくる朝日を拝んでいました。その実体験から生まれたのが、この「必然」という詩です。

必然とは、「必ずそうなると決まっていること」です。

夜は必ず明け、朝の光は必ず射してくるというのは、この宇宙の必然の原理なのです。

まだまだ先が見えない日々が続くと思いますが、夜は必ず明けるのです。光は必ず射してくるのです。念ずれば必ず花は咲き、道は必ず開いてくるのです。坂村真民の祈りの詩でもある、この詩を読むと、大きな力が湧いてくる思いがします。

「この必然の祈りに生きよう」とは、夜は必ず明け、光は必ず射してくる」と信じて生きてゆこうという、真民のメッセージなのです。

今年も朴の花がお待ちしています

2020年5月12日

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今年は駐車場に8輪、中庭に1輪のつぼみが着き、その内駐車場の朴は5月4日頃から2輪咲き、11日に1輪咲いて、中庭の朴の花は散ってしまいました。
しかし、これから20日頃までは、残りの花が次々に咲き始めると思います。
記念館も12日からようやく再開できましたので、どうぞ朴の花を見に来てください。
ロビーには、毎年朴の花を持ってきてくださる稲荷さんより、いただいた朴の花がお待ちしております。


南海放送ラジオ出演のお知らせ

2020年4月30日

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Radikoで全国から聞ける南海放送ラジオで、5月23日(土)12:00~13:00までの1時間「坂の上のラジオ」という番組に出演しています。(2月に放送された再放送です)
佐伯りさアナウンサーのインタビューにお答えする形で、坂村真民記念館のことや真民詩の魅力、真民詩に対する私の思いなどを、ゆったりとした時間でお話ししています。どうぞお時間があれば聞いて下さい。

https://www.facebook.com/official.rnb.co.jp