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坂村真民記念館 ~人はどう生きるべきか~癒しの詩人 坂村真民の世界

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館長ブログ

開館10周年を迎えて

2022年3月11日

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真民記念館10年を迎えて思うこと

2012年3月11日開館日の持つ意味

坂村真民記念館は、東日本大震災が起こった2011年3月11日から、丁度1年後の、2012年3月11日にオープンしました。記念館を建設中に起こった、東日本大震災では、多くの人が亡くなり、多くの人が家族や家を失い、悲しい経験をしました。その東北の被災地の人々の中にも、真民詩のファンがたくさんいて、その方たちから、真民詩を読んで、生きる希望をもらった、前に向かって生きていきたいと思います、という手紙やメールをたくさんもらったのです。それで、オープンの日を、丁度1年目の3月11日にしようということにしたのです。

この、開館日の持つ意味を、私は、毎年忘れずに、悲しみ、苦しみながら、一生懸命前に向かって生きている人たちへ、少しでもお力になれるように、この記念館を運営していくことに、心がけています。

開館からこれまでのあゆみ

幸い、全国から多くの方が来てくださり、今年中には10万人に達する見込みです。館長として毎日来館される方々とお話をして、本当に皆さん色んな悩みや悲しみを抱えて生きておられるし、その心の支えに真民詩がなっていることを実感しながら、少しでもそういう人たちの声を聴き、「共に生きる」人間になれるよう精一杯頑張らなければと思っています。

そして、この記念館の存在意義も、そこにあると思っています。

今後に向かって考えること

その後も各地で起こった大きな災害の被災者の皆さんの「思いに共感する」心を大切にし、コロナ禍の中で「辛い悲しい気持ちで生きている多くの人々」へ「生きる希望」と「一緒に歩む友がいる」ことを伝えていきたいと思っています。

ひめポン「坂村真民記念館開館10周年を迎える」

2022年2月19日

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ひめポン「坂村真民記念館開館10周年を迎える」をYOUTUBEにアップしましたので、是非ご覧ください。
https://youtu.be/Mjg7rh9GRdI

NHKテレビで放送されました

2022年2月16日

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2月14日にNHK松山放送局で放送された「ひめポン」で、開館10周年を迎える想いについてインタビューされました。
その放送が、松山放送局のホームページで見ることが出来ます。是非ご覧になってください。
下記アドレスをクリックしていただければ、見ることが出来ます。
https://www.nhk.or.jp/matsuyama/himepon/movie/movie_220214-1.html

皆さんお元気ですか

2022年1月24日

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皆さん、お久しぶりです。3月5日から始まる「坂村真民記念館開館10周年記念特別展ー砥部の砥石で己れを磨け」の準備で、毎日大変で、このブログの更新が滞っていました。

やっと落ち着きましたので、昨年の12月に完成した、記念館前の道路、真民が毎日祈りをささげていた「重信川の河原から見た石鎚連峰の雪景色」、「念ずれば花開く」詩碑に集まるすずめ、の写真をご覧ください。

3月5日からの開館10周年記念特別展は、準備は万端整ったのですが、オミクロンによる感染者数がこの時期にピークになるようでは、開催時期をずらさなければならないのではないか、心配です。3月12日に「記念イベント」も準備しているのですが、こちらも室内での開催ですので、収容人数等の規制がどうなるのか、によって違ってきます。

円覚寺横田管長の「管長侍者日記」

2021年12月17日

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鎌倉・円覚寺の横田管長が毎日書かれている「管長侍者日記」に、記念館が発行している「タンポポだより」を採り上げて下さり、記念館のことや私のことを書いて下さっています。

どうぞ皆さんもお読みくださり、このページを拡散して、記念館の応援をしてください。

https://www.engakuji.or.jp/blog/34587/

こちらは、この記事を横田管長がユーチューブでお話をなさっている動画です。

https://youtu.be/ro8_iKxskoQ

松山市立南中学校で講演をしてきました

2021年11月17日

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朝晩の寒暖の差が厳しくなり、砥部の周辺でも、木々の色づきがきれいに見えるようになりました。
現在開催中の「かなしみをあたためあってあるいてゆこう」展も、1か月が過ぎ、多くの方が来館して、「かなしみを大切にする坂村真民の生き方」を詠った真民詩に、自分の生き方を重ねて、それぞれの方が「コロナ禍の時代の中で、身に染みました」「何を大切にして生きるのか、かんがえさせられました」等の感想をアンケートに書かれています。
どうぞ、まだ来館されていない皆さんには、世の中も少し落ち着いてきていると思いますので、ご家族、お友達を誘って記念館においでください。お待ちしております。
さて、昨日16日は、松山市内の椿神社の近くにある「市立南中学校」にお邪魔し、人権・同和学習の一環としての「講演会」で
お話をさせてもらいました。全校生徒600人の大規模校で、3密を避けるため、体育館には1,2年生と父兄の方だけが座られて、3年生は各教室でオンラインで中継されたビデオを見るという形で開催されました。その様子が、早速南中学校のホームページに掲載されていますので、是非ご覧になってください。

https://matsuyama-minami-j.esnet.ed.jp/blogs/blog_entries?frame_id=8&page_id=4

かなしみをあたためあって展ミニ講演ダイジェスト版

2021年9月17日

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本来であれば、9月4日から開催されている「かなしみをあたためあってあるいてゆこう~悲しみ、苦しむ人々と共に歩む坂村真民の生き方~」展は、コロナ感染拡大防止のため3回にわたり延期となり、現在のところ(9月23日)は愛媛県内の感染者数も減少して来てますので、10月1日(金)から開催出来そうです。展示替えは9月4日までに終えていますので、いつからでも皆さんをお迎えできるようになっています。
そうは言っても10月1日が来ないと展示室を公開することは出来ませんので、今日は少しでも早く企画展を見たいというファンの皆様に、「ミニ・ミニ講演会」という形で、私の拙い話をユーチューブにアップしましたのでお知らせします。是非この「ユーチューブ」を広く拡散してください。10月1日に多くの皆さんが来て下さるよう、家族、友達、職場の人に宣伝してください。画像と音声を別に録って合成したのですが、未熟なため若干画像と音声が合ってないところがあります。初めてのビデオ作成なので、お許しください。

新しい企画展「かなしみをあたためあってあるいてゆこう」が再延期となりました。

2021年9月11日

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新しい企画展「かなしみをあたためあってあるいてゆこう~悲しみ、苦しむ人々と共に歩む坂村真民の生き方~」のオープンが9月28日からに再延期となりました。そのため、私の「ミニ講演会」も10月3日(日)11時からに変更します。
ここで、なぜ企画展のテーマを「かなしみをあたためあってあるいてゆこう」としたのか、についてお話しします。
「かなしみをあたためあってあるいてゆこう」というのは、自分のかなしみ(悲しみ、哀しみ)を「あたためる」、つまり大切に育み、成長させていくということです。
また、自分だけではなく、『かなしみに暮れている人(友、同僚、愛する人等)』の『かなしみ』を自分のかなしみとして感じて、一緒にかなしむ、という意味が含まれています。
『かなしみに暮れている人』へ、ただ優しい言葉をかけ、慰めるのではなく、「一緒にかなしみ」、手を取り合って一緒に生きてゆくことを願っているのです。
この考え方こそ、坂村真民の生き方の根底にある生き方なのです。
今回の企画展は、この「坂村真民の生き方」の根底にある、「かなしみをあたためあってあるいてゆく」という真民の想いと真民詩の根底に流れる「悲しみ、苦しみながら生きている人へのエール」を共有し、皆さんと共に「これからの時代の生き方」を考える場として構成しました。
コロナウイルス感染症の収束の光が見えてこない状況において、多くの人が毎日の生活の中で、「生き苦しさ、閉塞感、やり場のない不満等」を感じて生きているのではないでしょうか。
そういう時に、是非多くの人に読んでもらいたい詩があります。
坂村真民の詩の中から、「かなしみをあたためあってあるいてゆく」という真民の想いをそのまま表現している詩を5点(別添)、最後の展示コーナーに展示しています。
これらの詩は、読んですぐに生きる力が湧いてきたり、元気が出てきたりするものではありませんが、静かにゆっくりと読んで、少し椅子に座って目を閉じて、深呼吸でもしながら今の自分の生き方を考えてみると、何か「心に響くもの」が体の中に湧き出てくる気持ちになります。
このコロナ禍が始まって2年になろうとしていますが、そういう中で、私が考えたことは、コロナ患者に対する差別や、その家族に対するいじめ、いやがらせ、貧困家庭の増加、飲食店をはじめイベント関係の企業や多くの企業が経営困難に陥っているのが現状です。
毎日を一生懸命生きている皆さんに、少し立ち止まって、自分より困っている周りの人や、助けを求めている人たちに、目を向け、耳を傾け、「手を取り合って、一緒に」この困難な時代を生きてゆこう、という気持ちを持ってもらいたいという思いを強く持つようになり、その時に坂村真民の「かなしみをあたためあってあるいてゆこう」という詩が私の頭の中によみがえってきたのです。
この坂村真民の「かなしみをあたためあって生きる詩」を、是非多くの人たちに知ってもらいたいのです。
こうしたお話を10月3日の「ミニ講演会」でお話ししますので、是非ご参加ください。

詩碑とすずめとタンポポ

2021年6月7日

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6月1日より通常オープンして、少しづつ来館者も増えてます。

休館中に撮りためた「すずめ」の写真をアップします。酉年生まれの真民は、本当に鳥が大好きでした。そんな真民の詩碑とこれも大好きなタンポポの前に「すずめ」を呼んでみました。

待ちに待った開館です

2021年5月31日

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昨年に続き今年も「コロナ感染症対策のため」4月からずっと臨時休館してきましたが、やっと、やっと、6月1日から通常開館することになりました。

「海野阿育と坂村真民の世界~版画かれんだあに描かれた真民詩~」展を待っていた皆さん、どうぞ記念館にお越しください。  会期も8月29日まで延長しました。前売りチケットを買われている方も、8月29日まで使えますので、どうぞ皆さんお誘い併せてお出で下さい。職員一同心からお待ちしております。

6月は私の好きな「あじさいの花」の季節です。雨が降っても記念館は開いています。心静かに「真民詩」と向き合うことが出来ます。